自閉症スペクトラムが治る道-ゆるてんフリー

ゆるい添加物フリー・グルテンフリー生活をしています!2歳4ヶ月で自閉症スペクトラムと診断。4歳6ヶ月の今「普通」になる。言葉の発音だけが課題!

1歳半検診:指差ししない・言葉ない 自閉症スペクトラムの兆候

多くの方が受けるであろう1歳半検診。

 

うちも市が開催している検診に行きました。

今考えると、あの時をきっかけに「自閉症かもしれない」

という薄らな疑いを持ち始めた。

 

犬や車やバナナ、日常に溢れるイラストが描かれたシートで

「わんわんはどれかな?」

「ブーブー車はどれかな?」

という質問、うちはそのどれもが指差しもリピートもなし。

華麗にスルーで終わりました。

 

無知の私がその時に思ったこと

「犬をワンワンとして教えてないしなー」

 

様子を見ましょう。2歳になった時に様子に変わりがなければ

相談を受けましょう。

 

ということになりました。

 

よく考えると、身体測定やお医者さんの診断を待つ間も

うちの子供ともう1人だけが、部屋を飛び出して、

走り回っていた。

 

この頃からしっかりと兆候は出ていたんだ。

人の成長には個性があるから

1歳半で「自閉症かどうかの判断は難しい」やら

「しないほうがいい」やらの声も聞きますが、

 

私は、このおかげで、早めの診断、早めの治療を

スタートできたと思って、むしろ感謝しています。

 

成長には個人差はある。

それは事実。

また、性格的な個性もある。

それも事実。

だからどこにボーダーをひくかは

難しい。

 

だけれど、その年齢にあった子供の振る舞いって

のはやっぱりあるんだなぁと思ったのも事実。

(共同認識の指差し)

 

様子ばっかり見るよりも、早めの行動。

当時読んで、参考になった本はこちら。

 

発達障害を改善する3つのアプローチ(我が家編)

私が感じた自閉症改善・治るまでの道に必要なのは

何か「一つの特効薬」ではないということ。

 

複数のアプローチにより、自閉症改善・治る、

正しい努力ができるということでした。

 

その複数のアプローチとは

 

1. 知識

個によって症状の度合いも様々で原因らしきものも複雑に

絡み合っている、とはいえ、一体原因と言われているものは

何なんだろう?そしてそれは「付き合っていく」という前向きな諦めではなく

「改善できる」ものなのかどうかという、前提の知識があるのと

ないのとでは大きく変わります。

 

諦めたくなかった、だから知識の収集から

始めました。

 

2. 食事

これは家庭で行っていくことです。

 

a. 基本は小麦、牛乳を抜く(グルテンフリー)

自閉症スペクトラムと診断されて一番はじめに

取り組んだことが、これでした。

 

当時、不機嫌、

癇癪をおこしおもちゃを投げる、

自分で水筒やフォークを持とうとしない

という状況の中、1週間で急に落ち着きを取り戻しました。

即効性もあるかと思います。

 

→保育園で、乳製、小麦の除去をお願いし、

その日はお弁当持参

→現在は、厳密ではなくゆるく取り組んでいます。

 

b. 添加物を避ける

→こちらは今でも気をつけるようにしています。

 

3. カラダ

a. 運動

療育施設なんかにいくと、室内サーキットなんかが用意されているように

体からのアプローチも大切だと知りました。

 

公園にある遊具というのは、子供の時期に

必要な刺激がうまく入れれるようになっていると聞いて

感動したものです。

 

2歳4ヶ月「自閉症スペクトラム」と診断されました

初めまして、yurutenkaです。

 

2歳4ヶ月の時に、息子が

自閉症スペクトラム

と診断されました。

 

市の管轄である専門施設で

K式発達検査を受けた上での

診断でした。

 

その頃の症状としては

・つま先たちをする

・気に入らないことがあると癇癪を起こす

・もちろん発語はゼロ

・肌荒れがしている(アトピーまではいかないが、カサカサになり痒みが発生)

・対人関係の苦手さ:他人を見ると、顔を隠す、親の後ろに隠れる

・打ち上げ花火を怖がり泣く(感覚過敏?)

・原因不明の不機嫌

突如、自分でフォークを手に取る、

水筒を手にするなどを拒否し始める。

保育園の先生にも「ううん(と怒ったような口調)」

で自分で何もしようとしない、と言われ、

家でも同じ状況が続く。

 

また数ヶ月前までは、

・指差もなし

・真似もせず

・連日夜中に泣く

・夜中起きて遊び始め2時間ほど寝ない

→後に夜驚(やきょうしょう)ということを知る。

 

こんな状況でした。

 

検査前にネットで調べると、自閉症の症状の多くが

息子の状況と当てはまり、覚悟はしていたものの

 

改めて、診断を受けてしまうと、

生活が突如グレーになりました。

 

でも、その直後、寝る間も惜しんで、

情報収集にいそしみ、自閉症は「治らない」のではなく

原因らしきものがあって、状況、アプローチの仕方によっては

「大幅な改善ができる」「治せる」

ものだという情報を得ることができました。

 

「治せない」と信じている未来と

「治せる」と信じている未来、

どちらも存在する。

 

親なら、誰もが後者を選びたい。

私もその1人でした。

 

「ママ絶対治してあげるからね。」

そう独り言のように、息子に話しかけ、

考え方、生活、180度とまではいかずとも、

90度ぐらいは変わる生活をスタートしました。

 

そして、今4歳と半年。

普段からお世話になっている医療関係の専門医2人に

「普通だよね。」と言われる日々を過ごしています。

 

4歳3ヶ月までは、教えたものは話せる程度のレベルだったのが

突如、「え、こんなことまで言えるの?」と所謂2−3歳で

経験するような、発話の爆発期が来ました。

 

ただ、発音がよくなく(構音障害)そこだけが課題ですが。

それでも、日々少しずつ良くなっています。

 

診断されてから「普通」と言われるまでの約2年間に

取り組んできたことが効果があったと思っています。

 

もちろん、自閉症は「スペクトラム」と言われるように

 

スペクトラム意味:

意見・現象・症状などが、あいまいな境界をもちながら連続していること

 

症状はまちまちですので、

全ての人に当てはまるわけではないと思いますが。

 

まずは、原因は何なのか?そしてそれは治るものなのか?その手がかりが知りたくて

こちらの本を読みました。